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泣くか笑うか考えるかするブログ

祈って、食べて、踊って、書いて。愛しあえたらそれでいい。

平和の英才教育

わたしが生まれ育った伊丹市って平和教育が盛んだったのよね。修学旅行は伊勢じゃなくてトラウマになるほどヒロシマだったし。南京虐殺も習った。でも、君が代斉唱はあったから、それなりにバランスは取れていたんだと思う。

 

ダンナと通っていたカトリック教会には戦争経験者がまだ多かった。空襲経験者、子どもを背負って闇市に立っていた人。ヒロシマで被ばくした人もいた。80歳くらいのお婆さんに、「憲法9条を守るのよ!」って、なんだかんだとしょっちゅう署名させられた。

 

ついでながら、私は明治、大正生まれのお年寄りにたくさん抱っこされた赤ちゃんだった。母曰く、みな競うように私を抱っこしたがった、と。見た目は少年のようにキリッとしていたけれども、抱っこしたらかなり癒し系の赤ちゃんだったらしい。

 

きっと、赤ちゃんの私は聴いていたんだと思う。墓場に持っていきたい記憶の数々を。戦争やファシズムの話になると、背中にたくさんのじいちゃんばあちゃんを感じるもの。

 

新聞によると、早けりゃ来年の春にも「お試し改憲」なんて国民投票があるそうな。本丸の9条にはすぐに行かずに、外堀を埋めるような箇所を巧妙な変え方で有効投票数の過半数を取りに来るそうな。

 

わたしの背中のじいちゃんばあちゃんたちが、泣き顔で千切れそうなほど首を横に振っている。